導き
・ 見よ、見守っている親族がとめどなく悲嘆に暮れて居るのに、
人は屠所に連れ去られる牛のように、一人ずつ連れ去られる。 (スッタニパータ)
・ 生き死にと世のはなきをよく見れば、水と氷の名のみ変わりて。 ........ .(一休)
・ この病は仏のおんはからいか、病によりて道心は、をこり候なり。 .......... (日蓮)
・ さしあたるその事ばかり思へただ、かえらぬ昔知らぬゆくすえ。 ............ (良寛)
・ 波の音聞くがいやさに山家に住めば、またさわがしき松風の音。
・ ふるさとと定むる方もなかりせば、我が行く先は家路なりけり。 ..................(一休)
・ 私は自分のしている事が分からないなぜなら私は自分の欲する事は行わず
自分のの憎む事をしているからである。 (パウロ)
・ 極楽はどこのことかと思いしに、酒の機嫌で寝たるところぞ。 (鈴木大拙)
・ あるという人に地獄はなかりけり、なしと見えるひとにこそあれ。
・ 若葉して御眼のしずくぬぐいばや。 (芭蕉 唐招提寺)
・ 衣替えすわってみても一人なり。 (一茶)
・ 形見とて何のこすらむ春は花、夏時鳥、秋は紅葉葉。
(良寛)
・ 面白うてやがて悲しき鵜船かな。
(芭蕉)
・ ゆくすえに、宿をそことも定めねば、踏み迷うべき道もこそなき。 (一休)